小学校で学んできた数字。今まで0以上に注目してきたけど今回は0より小さい数を見ていこう!
最近夏は暑くて冬は寒い、異常気象が続いているよね。
8月の最高気温40℃とか1月の最低気温-5℃とか苦しすぎるよな…。
天気予報を見ると、気温に「-」という記号がついていることがある。これは気温が0℃よりも低い(小さい)ことを表している。このように数の世界は0より小さいものも存在している。
例えば「+5℃」は0℃よりも5℃暖かいということを表している。逆に「-5℃」は0℃よりも5℃寒いことを表している。このとき、「+」を正の符号、「-」を負の符号といい、「+」と「-」をまとめて符号という。
また、「+」の符号がつく数(+5など)を正の数、「-」の符号がつく数(-5など)を負の数という。
「+」と「-」は逆の意味を表すんだね!
注意点
0は正の数でも負の数でもない
正の符号「+」は省略可能。負の符号「-」は省略不可能!!!
今日の例題
例題1 ★
次のうち、正の数をすべて選びなさい。
+4 -3 0 1 -0.5
例題1 解答
答え +4と1
解説 1は「+1」の「+」が省略されている
0は正の数でも負の数でもないことに注意、テストで聞かれるよ!!!
例題2 ★
「0より3小さい数」を正の符号や負の符号を用いて表しなさい。
例題2 解答
答え -3
解説 大きいって書いてあれば「+」、小さいなら「-」を思い浮かべよう!
例題3 ★
[ ]内の言葉を使って次のことを表しなさい。
3個多い [少ない]
例題3 解答
答え -3個少ない
解説 「多い」と「少ない」は対義語(逆の意味)なので、符号が逆(+から-)になるよ!
「3個多い」は「+3個多い」と同じ意味。基本的に正の符号は省略されがち。
今回の3問は中学校最初のテストで必ず聞かれるのでしっかり覚えておこう!